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ぶどう畑通信

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北海道のニッカ余市ヴィンヤードから、毎月ぶどう畑の様子を報告します。

202011

〜余市のぶどう畑から〜

写真1.ピノ・ノワールの収穫。1列ずつ、手作業で丁寧に収穫していきます。
写真2.収穫期を迎えたニッカ余市ヴィンヤードの畑。素晴らしいお天気ですが、こういった朝は朝露が多くなります。

10月になり、ニッカ余市ヴィンヤードもいよいよ収穫期を迎えました。気候面では10月に入ってもその傾向は9月と大きな変化はありませんでした。つまり、気温は平年よりも高めで推移し、また降水量も多めで、1日当たりの量は多いとは言えませんが降水のある日が続きました。
そういった難しい気候の中でも当社圃場のぶどうは順調に糖度の上昇、果実の香味の上昇を示しました。ここではピノ・ノワール、ケルナー、ピノ・グリ、シャルドネという4品種のぶどうを植栽しています。定期的にそれらの果実を分析し、糖度の上昇、酸度の減少を調べていますが、その結果をもとにそれぞれ最適と思われる時点で試験用のぶどうの収穫を行いました。
今年の当社圃場での収穫の順序はピノ・グリ、シャルドネ、ピノ・ノワール、ケルナーでした。前者3品種は10月22日時点で収穫を終え、残りはケルナーだけです。ケルナーも近々収穫し、すべての品種で試験醸造を行い、当地でのぶどうのポテンシャルを見極めていきます。
試験醸造用のぶどうの収穫はまもなく終えますが、若干数量をそのまま樹に残しておき、最終的にどういったぶどう成分になるかを調べていきます。何しろこれらの品種がこの土地で初めて熟成することになりますので、しばらくそのままにしておけばどういった状況になるのかを見極めたいというのがその目的です。
初めての事ばかりですが、これからどうなるのか、期待しつつ今後を迎えたいと思います。もちろん適期に収穫したぶどうがどんなワインに変身するのかが一番の気になるところです。
余市では最近、雪虫が多く飛び始めました。「雪虫が飛ぶと2週間で雪が降る」と言われます。また北海道の山からも雪の便りが届いてきました。これからは雪が積もる前に剪定を終える段取りを始めていきます。

(ニッカ余市ヴィンヤード(株) 山本記)

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