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ぶどう畑通信

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北海道のニッカ余市ヴィンヤードから、毎月ぶどう畑の様子を報告します。

20204

〜余市のぶどう畑から〜

写真1.手前に今年植栽する畑。今春の植栽に備え、昨年のうちに杭打ちは済ませています。さらに建物の向こう側は2018年、2019年に植栽した畑。
写真2.手前の今年、植栽する畑に融雪剤を散布しました。

お久しぶりです。4月号から再び北海道余市よりぶどう畑通信をお送りします。
余市も日本のほかの雪国と同様に今年は積雪の少ない冬となりました。例年ですと2月にはぶどうの樹は雪にすっぽりと覆われて、暖かい雪の中で冬を越しますが、今年はなかなか雪深くならず、凍害の恐れもあるかもとヤキモキすることの多い冬でした。
それでも3月も下旬となると空気も暖かくなってきて凍害の心配はなくなり一安心というところです。しかし、ぶどう畑は雪に覆われていて、まだまだ作業を始める状態ではありません。
昨年4月の始めには畑の雪はほとんどなくなり架線上げを始めていました。昨年のぶどう畑通信12月号で、余市では冬を迎え、架線を杭から降ろす作業があると書きましたが、春になるとその逆、そうです、一度降ろした架線を再び杭に引っ掛けて上げる作業からシーズンが始まります。
今年は雪が少ないので3月中には雪が融けるかもしれないとも思っていましたが、2月、3月には意外と積雪があり、これを書いている3月24日には昨年より積雪量が多くなっています。今後の天候にもよりますが、雪融けは4月上旬から中旬を見込み、それから架線上げをはじめとする圃場管理が始まります。
2018年、2019年に植栽したぶどう樹の育成に加え、今春は昨年入手したぶどう畑にピノ・ノワールとケルナーの苗を植える作業があります。これで2018年から始まった新植作業はひとまず終わりとなり、ぶどう畑の成育のステージに移る年です。昨年は、植栽後の乾燥が酷く、ぶどうの苗木にとっては厳しい春でしたが、今年は適度な降水のある穏やかな春になることを期待します。
昨年までの樹と今年植える樹、それらがみんな力強く余市の地に根付き、素晴らしい個性を発揮することを期待しつつ2020年がスタートします。

(ニッカ余市ヴィンヤード 山本記)

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