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ぶどう畑通信
北海道のニッカ余市ヴィンヤードから、毎月ぶどう畑の様子を報告します。
20201
〜余市のぶどう畑から〜
写真1.冬景色のピノ・ノワールの畑
写真2−1.中央部の白いところが竹鶴シャンツェ。手前は来春植栽予定の圃場。杭うちは完了している。夏場には人工芝のランディングバーンに竹鶴の文字が見えます(写真2−2)
2019年11月に冬季剪定を終え、架線も下し、ぶどう畑は冬の眠りについています。ただ今年の積雪量は今のところ(2019年12月24日)わずか8pと平年に比べかなり少なくなっています。余市地区のこの時期の平年の積雪量は56pですのでその少なさが際立っています。そのため、写真にあるようにぶどうの樹はまだそのすべてを雪の中に隠しているわけではなく、まだ大部分が雪の上に顔を出しています。2019年は5月〜6月と雨が少なく、干ばつとも言えるような状態でしたが、冬になっても平年通りではない気象が続いています。よく言われることですが、これはもう異常気象ではなく、気象がこのように変わってきた証左かもしれません。札幌管区気象台の12月〜2月にかけての長期予報によると積雪量は平年並み〜平年より少ない見込となっています。雪が多いと、我々の暮らしは大変ですが、一方雪が少ないと、夏場の干ばつにつながる恐れがあります。なんとか平年並みで進行してもらえればありがたいなと、空を見る日が増えそうです。
雪といえば、余市には竹鶴シャンツェ、笠谷シャンツェというスキージャンプ台が2台あります。初代竹鶴シャンツェは1941年ニッカウヰスキー創業者竹鶴政孝が寄贈したものです。2000年に河川改修の影響で少し離れた今の場所に移りましたが、ここでは今もジュニアの選手たちが練習に励み、大会も開かれています。当ヴィンヤードから一つ山を越えたところにそのジャンプ台がよく見えます。ここで育った選手たちがこれからも世界に旅立っていくことでしょう。そのジャンパーたちを見ながら大きくなる我々のぶどうからも世界に羽ばたくようなワインができることを夢見ています。
余市はこれから夢の中に入りますので、ぶどう畑通信−余市―もしばらくお休みをいただき、4月号より再開する予定です。2019年シーズンお読みいただきどうもありがとうございました。また来春お目にかかることを楽しみにしています。
(ニッカ余市ヴィンヤード 山本記)