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ぶどう畑通信
北海道のニッカ余市ヴィンヤードから、毎月ぶどう畑の様子を報告します。
20199
〜余市のぶどう畑から〜
左:ピノ・ノワールの畑の遠景
右:昨年の“味覚の祭典「余市大好きフェスティバル」”に出品されたぶどうの一部
9月の声を間近に聞くようになり、余市では暑かった日々が少しおさまり、朝晩は秋めいてきました。また秋を迎えいろいろな果物が実りの時期を迎えようとしています。私どものヴィンヤードに植えたぶどうも順調に生育を進めてきています。ただ、私どものぶどうは昨年と今年に植えたばかりですので、まだぶどうの実は実りません。正確にはいくつかの樹では少しは実をつけていますが、今年はその実は収穫せず、切り落としてしまいます。というのも、今は将来に向けてぶどうの樹をしっかりと充実させることが重要なので、樹が吸い上げた養分を樹の充実に充てるためです。
そういった作業を通してぶどうの樹を充実させることにより、将来しっかりとした個性を持ったぶどうが収穫できるようになるものと考えています。そして収穫されたぶどうが良いものであれば、それはすばらしいワインにつながっていきます。私どもの余市ヴィンヤードから収穫されたぶどうがワインになるまではまだ時間がかかりますが、その時には皆様にお楽しみいただけるワインとなるよう、いま、じっくりとぶどうの樹を育てているところです。もう少しお待ちくださるようよろしくお願いいたします。
さて、いろいろな果物が実りの季節を迎えていると書きましたが、余市町では果実をはじめいろいろな特産物があります。そういった特産品を集めた即売会やヤン衆鍋の格安提供、ワインの試飲も行われる“第35回味覚の祭典「余市大好きフェスティバル」”が9月29日(日曜日)9:00〜14:00の予定で開催されます。いろいろなステージショーも開催される予定ですので、ぜひ皆様お越しくださいませ。
(ニッカ余市ヴィンヤード 山本)