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ぶどう畑通信

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北海道のニッカ余市ヴィンヤードから、毎月ぶどう畑の様子を報告します。

20196

〜余市のぶどう畑から〜

左:昨年植栽したピノ・ノワールが萌芽しました。このまま順調に伸長し、しっかりとした母枝になることでしょう。
右:本年植栽した畑。植栽部分は事前に耕運機でしっかりと耕し、容易に植栽できるようにしています。
苗木そのものは見づらいですが、苗木を添わせるために斜めに竹の枝を指しています。その竹の枝の根本で苗木が育ちます。

今年は4月24日よりぶどうの苗木の植栽を開始しました。一昨年造成した4haの畑のうちの2haに昨年約5,700本の苗木を植えましたが、今年は残りの2haに約5,000本の苗木を植えました。今年もサポーターの皆様にご参加頂いたのをはじめ、多くの皆様のお力添えを得て、5月13日に無事植栽を完了しました。皆様どうもありがとうございました。今年植えた苗木がしっかりと余市の大地に根付き、立派に生育してくれることを期待します。
植栽時の天候は昨年に引き続き好天でやや乾燥気味の日々が続き、順調に植栽が進みました。その後、余市地区には5月21日に約2週間ぶりに降雨があり、植えたばかりの苗木にとっては恵みの雨となりました。これからも好天と適度の降雨により、ぶどうが順調に育っていき、数年後に立派な果実を実らすようになるでしょう。
植栽終了後の畑の作業としては垣根に針金を張る作業があり、すでに開始しました。針金を持って垣根に沿って歩きながら針金を張る作業ですが、長いところでは100m前後の列の長さとなりますのでかなりの重労働です。
それと並行して行っている作業が除草です。気温の上昇に伴い雑草の生育も早くなってきます。あまり大きくならないうちに処理しないと、除草の労力も掛け算のように大きくなってしまいます。ぶどうの樹が大きくなると機械で除草もできますが、まだ苗木も細く、人力に頼るのみです。
こういったいろいろな作業も良いぶどうにそしてさらには良いワインにつながる作業ですので、しっかりと進めていきたいと思います。
なお5月下旬となりここ余市ではりんごの花も盛りになってきました。

(ニッカ余市ヴィンヤード 山本)

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