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ぶどう畑通信
北海道のニッカ余市ヴィンヤードから、毎月ぶどう畑の様子を報告します。
20195
〜余市のぶどう畑から〜
左:ぶどう畑の中でみつけたクロッカス(4/12)余市のぶどう畑にも春が来ました
右:手前は今年の植栽の準備のために耕した畑。遠くのほうは2018年植栽し、添え木をつけたぶどうの樹です
ぶどう畑通信をお読みいただいている皆様、今月より余市からの通信をお送りします山本です。今後とも北海道余市の季節を感じていただき、ぶどうの生育を見守って頂けるよう皆様に情報をお送りいたします。よろしくお願いします。
さて、4月上旬には畑の一部にまだ雪も残っていました、さらに降雪も何回かありました。しかし、中旬に入ると暖かい日々が何日かあり、畑の雪もすっかり融けました。
雪国ではぶどうの樹を雪の中に寝かせて、氷点下以下になる外気よりぶどうの芽を守っています。そして雪が融けたころにその寝かせたぶどうの樹を起こし、添え木を針金でつけ、ぶどうの新梢が元気に伸びるように育てていきます。今の時期がまさにそのタイミングで、雪融けを待って、昨年植えたぶどうの樹を一本ずつ起こし、添え木につける作業を進めています。
それと同時に今年も新たにぶどうを植えます。植える準備として、土地を耕し柔らかくしています。接ぎ木の終わった苗木も苗木屋さんから届きました。植栽の準備が整うまでの間はこれらの苗木を仮植えし、いよいよ今月下旬から始まる植栽へと向かいます。
1年生の苗木の成長を見守りそして促していくとともに、新たに昨年とほぼ同数の苗木の植栽を始めていきます。いよいよ、ニッカ余市ヴィンヤード社の2019年が始まりました。
(ニッカ余市ヴィンヤード 山本)