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ぶどう畑通信

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北海道のニッカ余市ヴィンヤードから、毎月ぶどう畑の様子を報告します。

20187

〜余市のぶどう畑から〜

左:圃場の様子 苗に添え木をしています。 / 右:苗の生育状況

苗の定植完了直後にまとまった雨が降りましたが、その後おおかた3週間ほど良い天気が続き、気温も上がったため畑が乾燥気味になりました。苗は葉をつけて、枝を伸ばしていく大事な時期であるゆえに、雨の少なさは少し気になるところです。このまま雨が降らずにせっかく植えた苗の育成に影響があったら・・・などというありえない妄想を抱き始めたころ、ようやくまとまって雨が降りました。
ほっと胸をなでおろしたのもつかの間で、今度は雑草が非常に勢いよく伸び始めました。折角植えた苗を覆い尽くさんばかりの勢いで、早急に対処せねばなりません。
特に苗の周囲は、機械処理ができず、人力で除草する必要があるため、人手の確保が最優先です。間の悪いことに、余市町ではサクランボの季節を迎えており、そちらの方に人手がとられてしまい、人員の確保がままならない状況です。それでも何とか苦労しながら人手を確保し、鋭意除草に奮闘中です。
残っていた圃場の工事が再開されました。残っていたのは、垣根の外杭を立てて、その外杭が動かぬようにアンカーを打ち込み、そのうえで垣根の上下4段に鋼線を張る工事です。これも人力に頼る工事で、炎天下の作業となり難渋しましたが、その工事も順調に進み、ようやくぶどう畑としての体裁を整えることができました。
苗の育成状況は写真の通りです。葉が付いて、蔓も伸びてきています。
生育が遅れている苗がぽつぽつあるのが気にかかりますが、概ね順調に生育しているといってよいでしょう。

(ニッカ余市ヴィンヤード 西川)

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