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ぶどう畑通信

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北海道のニッカ余市ヴィンヤードから、毎月ぶどう畑の様子を報告します。

20186

〜余市のぶどう畑から〜

左:現地で畑の説明、植樹の方法の説明を聞くサポーターの皆さん /
右:植えられた苗 斜めに植えられていますがこれは「余市植え」という余市町で伝えられる独特の植樹方法です。
積雪の期間に木を倒して雪の中にすっぽり埋めてしまうためにわざと斜めにしています。

5月8日に植樹式を行いました。畑にテントを設営し、その中に神棚などを設え、余市神社の宮司さんに祝詞を唱えてもらいました。北海道内外の新聞、テレビ等の報道関係者、業界紙、ワイン専門誌の皆様をお招きし、神事に参加していただき、その後場所を移して、説明会(日本ワインについて、今回植樹する畑の特徴など)、日本ワインの試飲会なども行いました。
その翌日から実質植樹がスタートいたしました。そんな中5月12日には、サポーターの方々をお招きし、植樹体験をしていただきました。昨年11月から今年1月にかけて、サポーターを募集したところ、実に400名にものぼる応募があり、厳正なる抽選の結果、30名の方が選ばれました。今回の植樹には、当選されたサポーターさんのうち25名が参加されました。北海道在住の方が7割を占めますが、遠く関東や近畿からも参加していただきました。
当日は好天に恵まれ、暑くもなく寒くもなく絶好の植樹日和となり、みなさん大変意欲的に作業していただき、苗の供給が追い付かないほどでした。この日だけでも1400本もの植樹ができました。大変ありがたいことで、心より皆様のご協力に感謝いたします。
その他にも内外のさまざまな方にご協力をいただき、ようやく5月16日には、今年予定していたすべての苗を植えることができました。苗が芽吹く前に全て植え終えたいと考えておりましたので、ぎりぎりその目標が達成でき、ほっとしています。今回植えたのは約5700本ですが、残りの約5000本につきましては、来年植樹の予定で、既に苗の手配は終えております。来年の植樹も是非サポーターの方々にはご協力くださるようお願い申し上げます。

(ニッカ余市ヴィンヤード 西川)

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