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ぶどう畑通信
北海道のニッカ余市ヴィンヤードから、毎月ぶどう畑の様子を報告します。
20184
〜余市のぶどう畑から〜
3月14日の雪景色
3月の声を聞いて、真冬のもっとも寒さ厳しい時期は過ぎたものの、いまだに余市町内の道路わきには雪の壁が点在しています。
ニッカウヰスキーの北海道工場内も、メインの見学者通路や建物の屋根などに積もっていた雪はすっかり消えましたが、道路脇や建物の間にはまだ多くの雪が堆積しています。
降雪はまだ終わったわけではなく、3月下旬にも雪の予報が出ています。
本州では各地の桜の開花速報も出て、桜前線が北上しようとする中、余市では雪が降るのです。
今年は例年より積雪が多いとされ、写真の通りいまだに我がぶどう畑では、1m以上の積雪となっています。
これでも先週の、雨でだいぶ溶けた状態です。
まだまだ春の訪れはだいぶ先と言えるでしょう。
今年の植樹は、5月8日からを予定しており、まさかそれまでには雪がすべてなくなっていると信じたいですが、万が一植樹に支障が出るようならそれまでに除雪作業をしなければならなくなります。
大変な作業になりそうなので、それまでに雪が消えてなくなることを切に願います。
例年であればその時期には雪はすっかり消えているはずなんですが、なにせ今年は雪が多い年でしたので、少し心配しています。
これから植樹に向けて、苗の準備、畑の準備と進めてまいります。
なにぶん初めての仕事ばかりなので、多少の不安はありますが、スタッフの知恵と力を集めて、無事に植樹を終えられるよう努力してまいります。
(ニッカ余市ヴィンヤード 西川)