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ぶどう畑通信
北海道のニッカ余市ヴィンヤードから、毎月ぶどう畑の様子を報告します。
201711
〜余市のぶどう畑から〜
左:中杭 / 右:余市町内のぶどう畑の様子(登地区)
余市町の畑では、ようやく中杭を立てる作業が完了しました。
中杭とは写真にありますとおり、金属性の垣根のための支柱です。
今回全敷地にわたって、約2,500本の中杭を立てました。
今後の予定としましては、11月に来年の春に植える予定の苗を山形の苗業者から送ってもらって、畑の一角に仮植えしておきます。
その後、大体今年12月から来年3月までが積雪期間となります。
苗は雪の下でこの冬を越すことになります。
雪が消えましたら、外杭を立てて、針金を張り、垣根を作って苗植えの準備を整えます。
5月中旬に植樹を開始します。
余市町は、今ぶどうの収穫時期を迎えています。
ワイン特区である余市町は、ぶどうの栽培面積では北海道全体の31%を占め、収穫量に至っては48%を占めるという大生産地です。(平成25年データ)
単独の市町村では、北海道No.1の収穫量を誇ります。
まだまだこれからもぶどうの生産量は増え、ワイナリーも新しくできてくるという、ワインにとっては伸び盛りの地域です。
ウイスキーではすでに全国的に有名な町ですが、今後はワインでも名をはせていくかもしれません。
町内のぶどう畑を歩くと、ぶどうの甘酸っぱい香りがあたりに漂っています。
ちなみにリンゴ畑を歩いてもリンゴの香りはしません。
(ニッカ余市ヴィンヤード 西川)