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ぶどう畑通信
北海道のニッカ余市ヴィンヤードから、毎月ぶどう畑の様子を報告します。
20219
〜余市のぶどう畑から〜
写真1.ピノ・ノワールの実。 写真2.ピノ・グリの実。 写真3.ケルナーの実。 写真4.シャルドネの実。
まず、最初に皆様にお伝えしなければならない事ですが、今年の9月1日より当社の社名が変更となります。旧名はサントネージュ・ニッカ余市ヴィンヤード株式会社でしたが、ニッカ余市ヴィンヤード株式会社に変更いたしました。
社名は変更となりますが、余市で行っている事業は今までと変わりなく遂行していきますので、今後ともより一層のご支援をお願いいたします。
暑い日が続いてきた北海道ですが、8月9日までは“北海道にとっては”という冠のいらないくらいの猛暑が続きました。それが8月9日に久しぶりの降雨があると翌8月10日には1日で50mmを超える豪雨となり、それをきっかけとして気温は急激に下がりました。
それまで8月に入り平均気温が25℃を超えていましたが、降雨以降平均気温が一気に18℃まで下がりました。それまでの好天・乾燥でぶどうの生育は例年より早めでしたが、この気温低下で少しは落ち着いていたようです。
8月も下旬を迎え、ピノ・ノワールは着色が始まりました。ピノ・グリも一部茶色に着色し、ケルナー、シャルドネといった白ブドウも果粒が軟化してきました。それと同時にぶどう果粒は徐々に大きくなり、柔らかな果実が密になってきました。あまり密になるとカビなどの病気の発生のリスクが多くなるので、これからもぶどうの房の周りの葉を取り除くなどし、果実周りの風通しの良さを確保し、健全なまま収穫を迎えたいと思います。
いよいよ、実りの秋が近づいてきました。ぶどうと同じように近隣のりんご畑のりんごも赤く色づいてきました。
(ニッカ余市ヴィンヤード 山本記)