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ニュースリリース

アサヒビール株式会社のニュースリリース

ニュースリリース2014年

2014年9月24日
アサヒビール大山崎山荘美術館

アサヒビール大山崎山荘美術館
企画展 「英国叙景(えいこくじょけい) -ルーシー・リーと民芸の作家たち-
開催のお知らせ

 アサヒビール大山崎山荘美術館(所在地 京都府乙訓郡大山崎町、館長 渋谷博久)は、2014 年10月11日(土)から2015年1月4日(日)まで、企画展「英国叙景 -ルーシー・リーと民芸の作家たち-」を開催します。

 本展は、陶芸家ルーシー・リー(1902-1995)とバーナード・リーチ(1887-1979)の作品を中心に、民芸運動の担い手たちによる英国の風情が映し出された作品群を加え、当館の所蔵品とアサヒビール大山崎山荘美術館の歴史から見えるイギリスに焦点を当てた展覧会です。

 オーストリアのウィーンに生まれたルーシー・リーは、1938年、戦争の危機が迫るなか、イギリスに渡ります。ロンドンに居を定め、服のためのボタン制作をしながら困窮に耐え作陶を再開し、やがて静謐さに満ち洗練された都市の陶芸ともいえる作品を制作しつづけました。
 リーは、ロンドンでの制作を始めたころ、バーナード・リーチを訪ねます。イギリス陶芸界の第一人者であったリーチとの交流は生涯にわたってつづき、リーチを介して、日本の民芸運動を推進していた思想家の柳宗悦(1889-1961)や陶芸家の濱田庄司(1894-1978)とも知遇を得ました。リーチとともに日本からイギリスへ渡り、現地で伝統的な登り窯の築窯に尽力した濱田庄司、イギリスからもたらされた伝統的なスリップウェアに触発され、自らの作品に取り入れた河井ェ次郎(1890-1966)など、民芸運動の巨匠たちには、その若かりし日、それぞれにイギリスとの出会いがありました。

 展覧会は、当館の二つの展示棟、本館と山手館を会場として開催いたします。美術館本館である大正から昭和期の名建築・「大山崎山荘(登録有形文化財)」では、ルーシー・リー、バーナード・リーチと、民芸運動の担い手たちによるイギリスとの関わりを示す作品群を、陶磁器を中心にご紹介します。
 安藤忠雄氏設計建築の「夢の箱」(山手館)では、関連展示として、大山崎山荘を建設した実業家・加賀正太郎(1888-1954)とイギリスとの深い絆を示す遺品である版画集『蘭花譜』を展示いたします。

 加えて、上記テーマによる作品展示とともに、英国風山荘である本館建築や、この秋注目が高まる日本のウイスキーの父・竹鶴政孝(1894-1979)とその妻リタ(1896-1961)と当館との関わり、本年創業80周年を迎えたニッカウヰスキー創設に深く関わった加賀正太郎と朝日麦酒株式会社(現・アサヒビール株式会社)初代社長・山本爲三郎(1893-1966)との親交など、イギリスを軸にさまざまな出会いの糸が紡いだ時代の物語が花を添えます。

 コレクション・建築・庭園・自然が調和した環境のなか、人びとが憧れた英国と山荘の歴史に想いを馳せながら、深まる秋の時間をお過ごしいただければ幸いです。

※会期中展示替えを行います


【 開催要項 】

展覧会名 :

英国叙景 -ルーシー・リーと民芸の作家たち-

会   期 :

2014年10月11日(土)− 2015年1月4日(日)

休 館 日 :

月曜(祝日の場合は翌火曜、ただし11月17日、25日、12月1日、8日は開館)

【年末年始休館】

2014年12月26日(金)− 2015年1月2日(金)

開 館 時 間 :

10:00−17:00(最終入館 16:30)

会   場 :

アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
JR山崎駅または阪急大山崎駅より徒歩約10分
TEL:075-957-3123(総合案内)
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/

主   催 :

アサヒビール大山崎山荘美術館

後   援 :

京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、 読売新聞京都総局、
毎日新聞京都支局、エフエム京都

入 館 料 :

一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料
障害者手帳お持ちの方300円 ※( )内は 20名様以上の団体

作 品 点 数 :

約70点

※会期中展示替えを行います

【 関連イベント 】

アサヒ ラボ・ガーデン提携企画 「ルーシー・リーと民芸の作家たち」

 

日 時

2014年11月1日(土) 14:00−15:00

 

講 師

当館学芸員

 

会 場

アサヒ ラボ・ガーデン(最寄:JR大阪駅・各線梅田駅)※美術館では開催いたしません
http://www.asahigroup-holdings.com/research/labgarden/

 

内 容

企画展の理解をより深めるためのレクチャー

 

参 加 費

無料

 

定 員

40名、要申込(抽選)

 

参加受付

10月上旬よりアサヒ ラボ・ガーデンのウェブサイト上で受付開始

ギャラリートーク

 

日 時 :

本展覧会中の第2、第4土曜日 14:00−14:30

 

会 場 :

当館展示室

 

内 容 :

当館学芸員による展示の見どころ解説

 

参加費 :

無料、ただし美術館入館料は別途必要 ※事前申込不要

クリスマス特別企画 「オルゴール・モーニング」

 

日 時 :

2014年12月16日(火)−12月25日(木) 11:00−11:20

 

講 師 :

当館学芸員

 

会 場 :

アサヒビール大山崎山荘美術館 本館2階

 

内 容 :

本館2階に設置しているポリフォン・ムジクヴェルケ社(ドイツ)製オルゴールの「ミカド」は、同社で最大の
ディスクを使用するモデルで、豊かで力強い音色を特色としています。本イベントでは、学芸員による
ディスクの交換実演や解説を交えながら3曲を演奏、ご紹介いたします。100年前より変わらない響きを
じっくりとご堪能ください。

 

参加費 :

無料、ただし美術館入館料は別途必要 ※事前申込不要

カフェ企画

 

内容: リーガロイヤルホテル京都が当館喫茶室のために考案した、オリジナルスイーツを提供いたします
マカロンとサヴァラン風ケーキの取り合わせが楽しめるスイーツセット
グラスの中に冷たいシロップを入れてお召し上がりください 。

 

期 間 :

展覧会期間中

 

場 所 :

当館本館2階喫茶室

 

料 金 :

各500円(単品税込、美術館入館料は別途必要)

 

協 力 :

リーガロイヤルホテル京都


【 常設展示 】
館蔵品から、クロード・モネの《睡蓮》をご覧いただけます

【 企画展 「英国叙景 -ルーシー・リーと民芸の作家たち-」 主要な展示作品 】
※いずれもアサヒビール大山崎山荘美術館蔵

【 本展に関するお問い合わせ先 】

アサヒビール大山崎山荘美術館   TEL 075-957-2364 FAX 075-957-3126
担当学芸員: 中村 祐美子(なかむら ゆみこ)、広報担当: 芦刈 歩(あしかり   あゆみ)

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