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ニュースリリース

 

ニュースリリース2009年

2009年09月25日
アサヒビール株式会社

社有林『アサヒの森』の間伐材を応接用テーブルなどに活用


 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)は、アサヒビール(株)本社ビル12階に9月28日(月)より開設する応接フロアーの一部を除くすべてのテーブルを社有林『アサヒの森』(広島県庄原市および三次市)の間伐材を用いて製作したテーブルに入れ替えます。また、『アサヒの森』の概要や『アサヒの森』が取得している国際的な森林認証であるFSC認証※1について、また、『アサヒの森』に生息している動物などを紹介する置き物も『アサヒの森』の間伐材を用いて製作し、各テーブルに設置します。

※1 認証機関であるFSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)が、環境・社会・経済的側面から適正に管理されている森林を認証する国際的な規格。認証林から産出される木材・木材製品に独自のマークを付け、幅広く消費者へ流通させようとするもの。

 『アサヒの森』の間伐材の加工は、広島県三次市にある広島県北部国産材加工協同組合と社会福祉法人備北福祉会に委託しています。2005年に、これら地元地域の加工委託業者とともに適正な加工・流通工程を構築し、ネットワーク全体でCoC認証※2を取得しました。このCoC認証を取得することで、商品にFSCのロゴマークを付けることが認可されます。

※2 CoCとは「管理の連鎖」(Chain of Custody)を意味し、FSC認証森林の木材製品が、製品、加工、流通の全過程において、未認証森林のものと混同されないように管理されていることを認証するもので、FSCによる森林認証制度のひとつ。

 こうして製造、加工、流通の全工程において適正に管理された『アサヒの森』の間伐材は、平成21年9月現在、家具サプライヤーとして日本国内でFSC認証を唯一取得しているコクヨグループに加工していただき、完成したすべてのテーブルや置き物にはアサヒビールのFSC認証印が捺印されます。

 アサヒビール(株)は、「森を守ることは、本業を守ること」を共通認識に、60年以上にわたり森を守り続けてきました。今後も、『アサヒの森』を維持し、持続可能な森林経営を進めていくとともに、今回の取り組みや環境教育「アサヒ森の子塾」の開催などの情報発信を通じて、森林保全への理解促進と環境意識の啓発に努めていきます。