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ぶどう畑通信

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サントネージュワインのぶどうを作っている
山形・山梨・北海道から、毎月ぶどう畑の様子を報告します。

201810

〜蔵王山麓のぶどう畑から〜

山形は朝晩の冷え込みが厳しくなり、寒暖差も大きくなり秋も深まってきました。
先月から始まった今年の収穫作業も、早熟のヴェルデレーに続き早生種のシャルドネまで収穫が終了しました。8月末から続く秋雨、そして9月5日の台風21号の接近でぶどうにもかなりのダメージを受けました。8月中旬までは最高品質のぶどうを送り出せると喜んでいました。しかし、嫌な感じもしていました。年間降水量は、毎年大きく変わらないといわれている中、今年は8月中旬まで異常なほど雨が降りませんでした。少ない分をどこで雨を降らせて年間降水量の帳尻を合わせてくるのだろうかと心配だったからです。それが、丁度収穫期に合わせてくるとは。雨乞い祈祷がニュースに取り上げられたのが嘘のようです。欲しい時に降らず、欲しくない時期にいらないほど降る、本当に天気は思い通りにならないものです。
今月は、収穫作業の後半、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンが始まります。カベルネ・ソーヴィニヨンは、山形特産のラ・フランスの収穫期と重なります。その為、ラ・フランスの収穫が終わってからになります。南果連ワイン栽培者の中にもラ・フランスを栽培している方が多く収穫適期の短いラ・フランスを優先して収穫する為です。ラ・フランスも今年は収穫開始日が例年より4日程早くなる予定です。9月のダメージは深いですが今後好天が続けば、なんとか品質を維持できると思っています。やるべき作業は尽くしたのですから、後は天の恵みを頂くだけです。
今年は、収穫の喜びというよりも産みの苦しみに近い感覚ですが、ぶどうを無事送り出した後に本当の収穫の喜びを噛み締めたいと思います。

(山形・南果連ワイン部 部長 渡邉義仁)

〜牧丘のぶどう畑から〜

左:収穫直前シャルドネ / 右:現在のカベルネ・ソーヴィニヨン

いよいよ収穫の月になりました。一年間の成果はもちろん収穫物です。全てが順調にきていたと手ごたえを感じていましたが、それほど上手くことは運びませんでした。
それは日本列島に脅威をもたらした台風21号です。山梨県でこれほど強風が吹き荒れることは、私がここへ移り住んで26年目ですが、なかったように思います。
それまで降水量は少なく干ばつ気味で生育が進んでいましたので、大雨により粒はかなり肥大しました。また猛暑の影響で房周りの摘葉作業も遅らせていたため、摘葉が済んでいない区画のぶどうは強風の影響で葉と擦れ大事なブルーム※も剥がれ落ちてしまったものが多くありました。
台風が過ぎてからもすっきりしない天気が続き、ぶどうに対する想いは毎日毎日募るばかりです。これもミレジムとしかいえませんが、ここ牧丘のぶどうはそんなことぐらいでへこたれませんので大丈夫です。
どんなに強い台風がきたとしてもこの10年異常気象じゃなかった年はありませんから、当たり前のように準備はしてありました。常々ぶどう栽培は「当たり前のことを当たり前にできるかどうか!?」だと私は思っています。「天気が悪かった」「忙しかった」などの言い訳は栽培者からよく聞かれる言葉ですが、それは誰もが一緒です。万全の準備と対処。そしてそれに対する想いを惜しむことなく注ぐことにより良いワインができるのではないでしょうか?
シャルドネはナイト・ハーベスト5年目になりました。10月2日未明からの予定です。カベルネ・ソーヴィニヨンは10月下旬の予定です。
どんなに困難な年でも収穫は喜びです。ワクワクを感動に繋げることができるようにあと1カ月弱頑張りたいと思います。
※ブルーム⇒果粉ともいう。新鮮なぶどうの表面を覆っている白い粉。果実に含まれる脂質が表面にでてきて、病気を予防し鮮度を保つ働きがある。

(山梨:宮川養一)

〜余市のぶどう畑から〜

左:苗の育成状況 ケルナーです。 / 右:圃場の様子(9月20日)晴天

9月は立て続けに天災に見舞われました。 まず5日の夜半に台風21号が積丹半島の西側を通過したため、余市町に強風が吹きました。
最大30m/s、常時20m/sの風が吹いたと言われています。翌朝には風はだいぶ収まっていましたが、時折まだ思い出したように強い風が吹きました。畑の周りには、かつて風よけに白樺の木をぐるりと植えていたのですが、風通しを良くするために、ぶどうを植える前に全部伐採してしまった経緯があり強風の影響が心配でしたので、早速ぶどう畑の様子を確認しに現地に赴きました。
まずは畑全体を一望して何も変化がないことを確認しました。しかし畑に降りて1本1本苗を見ていくと、時折支柱が倒れて括り付けられた苗も一緒に地面に倒れているものが散見されます。風が南から吹いたらしく、南に向かって茎を倒してあったケルナーとピノ・グリが、風を受けて起き上がった形でしょうか、それで支柱とともに倒れてしまったようです。
幸い茎がまだやわらかいせいか、折れ曲がりはしたけれど、完全に折れてしまったものはほとんどなく、実質被害はほぼなかったと言って良いでしょう。ほっと胸をなでおろした次第です。一つずつ支柱を起こして、垣根の針金に固定し、何とか現状回復できました。
しかし余市町内では、リンゴやプルーンなどが収穫時期を迎えており、今回の強風の影響で落果したり、揺れてこすれて傷ついたりしたものが少なからず出たようです。他のぶどう園やワイナリーなどでの被害の声は聞こえてきませんが、とにかく今年は果樹栽培にとっては厄年であったという声がしきりです。
更に、翌9月6日の午前3時に「北海道胆振東部地震」が起こりました。
地震発生後すぐに北海道は全停電になってしまい、朝を迎えても情報が何も入ってこない状況です。
何とか電話で現地と連絡を取り、ぶどう畑は被害がなかったことを確認しました。
日頃からここ余市町は、あまり地震や台風などの自然災害がないところだなあ、と勝手に思っていたところ、今回は立て続けに大きな災害に見舞われました。それでも以前であれば、日常生活が戻れば喉元過ぎれば何とやらで、何事もなかったかのごとく生活していたのですが、今は苗を育てているせいか、いつまでも自然の脅威に対する恐怖心を引きずっています。

(サントネージュ・ニッカ余市ヴィンヤード 西川)

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