

シトラスや白桃のような香りに加えて、パイナップルなどのトロピカルフルーツ系の香りが調和しています。
シャルドネを主体とし、ヴィオニエなどの芳醇な香りのぶどう品種とブレンドしており、心地よい酸味とフレッシュな果実味のバランスがとれたワインです。
ぶどう品種 / シャルドネ、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング
カベルネ・ソーヴィニヨンを100%使用。
プラムやベリーの華やかな香りやカシスのニュアンスに加えて、バニラやチョコレートの香りが調和しています。心地よい酸が凝縮感のある果実味をもたらし、なめらかなタンニンとまろやかな余韻を楽しめます。
ぶどう品種 / カベルネ・ソーヴィニヨン
赤ワインでは、マイクロオキシジェネーション※1と呼ばれるボルドーの高額ワインでも用いられる、口当たりやわらかなワインに仕上げる製法を採用し、果実味豊かで上質な深みを実現しています。
また、白ワインでは、発酵前にぶどうの果皮から成分を抽出するスキンコンタクト※2と呼ばれる製法を採用。華やかな香りでフレッシュな果実の味わいに仕上げています。
高品質なぶどうの持つ可能性を醸造家たちが最大限に引き出すことで、気品のあるワインが造りだされるのです。
※1)発酵中、または貯蔵中の赤ワインにセラミック性の筒を通じて酸素の微泡を吹きこみ、ポリフェノールの酸化を促進し、口当たりやわらかなワインに仕上げる製法。
※2)ぶどうを破砕した後にすぐにプレスをせずに果汁に果皮を浸す製法で、通常白ワインでは行われない「醸し」を意図的に行う醸造方法です。果皮にはぶどうの特徴が多く含まれていることから、ワインにブドウ品種の個性を強く与えることができます。
「ラ・プンタ」のぶどう畑の一角には、カモミールやカリフォルニアポピー、セントジョーンズワートなど多様なハーブが自生しています。
ぶどうの樹とハーブを共生させることで、ぶどうに悪影響を及ぼす病害虫がハーブに寄せ付けられ、ぶどうの樹を健全に保つことに役立っています。
そのため減農薬で高品質のぶどう栽培が実現できました。
ラ・プンタの白ワイン用のぶどうは、3月の気温の低い夜に行われます。ぶどうの香り成分には、夜間に作られ、日中は減少していくものが一部あります。そこで、夜間に収穫することで、ぶどうの持つ最もよい香りの成分を極力逃さないようにしています。
うま味成分である「アミノ酸」も夜間に蓄積されることから、夜間に収穫しています。
また、白ワインはぶどうを搾汁した果汁を発酵させますが、搾汁の工程で果汁が酸化されてしまうと好ましくない香りが出てしまいます。果汁の酸化は、温度が低い方が起こりにくいため、夜間に収穫した、温度の低いぶどうを搾汁することで良質な白ワインを造ることができます。
「ラ・プンタ」は、ぶどうの栽培、醸造技術、上質な味わい、すべてにおいて“頂点”を目指してつくられています。
その「ラ・プンタ」を手がけるのは、チリの名門ワイナリー「サンタ・ヘレナ社」。
創業は1942年。いち早く海外進出を果たし、現在はヴィニャ・サン・ペドロ・タラパカ・ワイングループに属しています。
高品質なチリワインの産地として、近年世界から注目を集めているコルチャグア・ヴァレーを拠点として、 ワインの品質に磨きをかけています。