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今年はあの「ザ サヴォイ」で開催! 「ニッカ・パーフェクト・サーヴ2015」決勝レポート! NIKKA PERFECT SERVE 2015 @ The Savoy, London 2015年11月23日、今回で第6回となる「ニッカ・パーフェクト・サーヴ」が開催された。 場所は、1889年創業の老舗ホテル「ザ サヴォイ」。 あの「ザ サヴォイ カクテルブック」が生まれた聖地で、10名のファイナリストが華麗なるバーテンディングを披露!!

世界のバーテンダー憧れの地が舞台。

1889年に創業したロンドン屈指の名門ホテル「ザ サヴォイ」。ここは世界最古のカクテルレシピブックのひとつとされる『The Savoy Cocktail Book(1930年編纂)』が生まれたホテルとして、バーテンダーにとって憧れの場所だ。「アメリカンバー」と「ビューフォートバー」という2つのバーがあり、いずれも権威ある「World's 50 Best Bars」で上位にランクインされている。バーテンダーの欠員が出た際には、世界中から500人以上もの応募者が殺到するという。

2015年11月23日に開催された「ニッカ・パーフェクト・サーヴ 2015」は、その「ザ サヴォイ」の「ビューフォーバー」が舞台となった。過去にはパリ、グラスゴー、ミュンヘン、フランス領レユニオン島で開催されてきたが、今回は満を持して世界最先端のバーシティ、ロンドンへ。しかも「ザ サヴォイ」で大会を開催できるということは、「ニッカ・パーフェクト・サーヴ」がヨーロッパのバーシーンで広く認められている証に他ならない。

ファイナルに参戦するのは10ヵ国10名のトップバーテンダー。それぞれイギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、スイス、イタリア、スペイン、デンマーク、ハンガリー、フィンランドの各国予選を勝ち抜いてきた。

今年のジャッジはエリック・ローリンツ氏とニール・リドリー氏、ニッカウヰスキー海外担当のアサヒグループホールディングス国際部門、楫恵美子の3名。ローリンツ氏は「ザ サヴォイ」のメインバーである「アメリカンバー」のヘッドバーテンダー。数々のコンペティションで輝かしい受賞歴を誇り、誰もが認める世界最高峰のバーテンダーのひとりだ。リドリー氏は世界的なウイスキーコンペティション「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」のチェアマンを務める著名なウイスキーライター。世界のスピリッツビジネスに精通し、日本のバーシーンにも詳しい。そして大会全体をサポートするのは、ニッカウヰスキー欧州アンバサダー スタニスラヴ・ヴァドルナ氏。

余市、宮城峡、THE NIKKA

※商品のデザインは撮影当時のものです。

欧州初登場のシングルモルト「余市」と「宮城峡」。

大会はまず、ニッカウヰスキーに関する基本的な知識を問う筆記試験からスタートした。その後、2016年にヨーロッパでも新発売される「シングルモルト余市」と「シングルモルト宮城峡」の紹介およびテイスティングが行われた。いずれもヨーロッパ各国から集まったファイナリストにとっては初めての試飲。続く「Omakaseコンテスト」の対象商品に含まれるため、皆熱心にメモを取り、質問が飛び交った。

続いて休憩を挟んで行われたのは、「ニッカ・パーフェクト・サーヴ」の名物ともいえる「Omakaseコンテスト」。例年どおり、3人のジャッジがバーのゲスト役に扮し、毎回キャラクターや状況設定を変えながら、ファイナリストに難しいオーダーを要求する。

例えばローリンツ氏は、ショートorロング、スイートorドライなど、さまざまなタイプのウイスキーカクテルをオーダー。ファイナリストは「フロム・ザ・バレル」を使って、リクエストにぴったりのカクテルを作らなければならない。

一方リドリー氏は、好みのタイプを細かく伝えながらウイスキーを注文。ファイナリストは対象商品から好みに合ったニッカウイスキーを選び、さらに説明を加えながら適切な飲み方でサーヴする。

そして楫は、時にリタの大ファンに扮し「リタの愛を表現するようなロマンティックなカクテルを」と注文したり、あるいは日本料理のシェフに扮し「私の繊細な料理に合うカクテルを」とオーダーしたり、さまざまなシチュエーションでファイナリストを悩ませた。

はたしてファイナリストたちは、どんなパフォーマンスを繰り広げたのだろうか。さらに気になる結果は!?
次ページでは、大会の模様をもう少し詳しくお届けしよう。

エリック・ローリンツ氏

エリック・ローリンツ氏

ニール・リドリー氏

ニール・リドリー氏

スタニスラヴ・ヴァドルナ氏

スタニスラヴ・ヴァドルナ氏

コンテストの順番をなんと”あみだくじ”で決定。はじめての体験にみんな興味深々。

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